金属工芸とは、簡単に言ってしまえば「金属」を使って何か形をなすもの、そんな「金属工芸の世界」を紹介していこうと思います。

伝統工芸がとても好きで陶芸を続けてきたのですが、最近になり金属工芸の世界にも魅了されまして・・・「考える時間があるなら始めてしまえ!」と、金属工芸を始めてしまいました。もちろん陶芸も続けておりますが、今は何も知らない金属工芸に重きをおいた生活をしております。自分の話になってしまいましたが、金属工芸について皆さんにも魅力を感じていただきたくちょっとご紹介できたらと思った次第でございます。

金属工芸の特長

冒頭でご説明したように「金属」を使って成形させるわけですが、簡単に「金属」といっても金、銀、銅、錫、鉄など様々な種類があります。金は柔らかいので加工が難しい、鉄は硬いが錆びやすいなど特徴があり、素材の特徴を生かしたものや、種類の違う金属を混ぜたり合わせたりと、素材選びの段階でも色々な選択肢がでてきます。

刀工」という言葉をご存知でしょうか。その名の通り「刀」などを造る鍛冶屋さんです。現代では刀を持ち歩くことはできませんので、観賞用のものしか造られていませんが、実用的なもので包丁や鋏、草刈り鎌などは今でも切れ味や耐久性の面から重宝されています。日本が世界に誇る技術の一つですね。

全国各地に受け継がれる伝統工芸

茶道などの伝統がある日本で、これまた重宝される岩手県の伝統工芸に「南部鉄器」があります。南部鉄器の鉄瓶でお湯を沸かし淹れたお茶はとても美味しく、茶道の場以外でも日常で使う人も増えている岩手県で受け継がれている伝統工芸の一つです。

この他にも、熊本の「肥後象嵌」や富山の「高岡銅器」などもあります。こちらはまたの機会にご紹介できればと思っています。

日本以外にも様々なかたちで金属工芸が伝統として受け継がれており、ヨーロッパでは贅沢な金銀細工のフィリグラーナや、象嵌細工のダマスキナードなどがあります。

金属のような硬いものを柔らかくして加工しようと思った最初の人はスゴイですね。陶芸だと柔らかい土を形にし、火にかけ硬くしますね。今では技術として確立されていて当たり前のことですが、何も無いところから思い付くのはスゴイことだと感じてしまいます。もしかしたら、偶然の産物だったりして?・・・もし過去に行けるのであれば、金属加工や陶芸などが生まれたその瞬間、その場へ行ってみたいですね。

金属工芸の風景

最後に

今回は「金属工芸」というものを簡単にですが、ご紹介させていただきました。私自身、まだ始めたばかりで知らないことがたくさんありますが、その中で学んだことを今後も少しずつご紹介できたらと思っています。ご興味をもっていただいた方は、次回ご紹介する金属工芸についての記事にもお付き合いいただけますと幸いです。

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