ヨーロッパの頂点に君臨するといわれる白磁「マイセン」です。マイセンはきっと陶磁器に興味のない方でも贈り物の代名詞として知っている人も多いのではないでしょうか。

旅マップ

マイセンの歴史

もともと白磁は東洋から西洋に17世紀ごろ伝わったとされていますが、当時東洋からもたらされた白磁はそれはそれは美しく、西洋では憧れの芸術品として持て囃されていました。そのため、色々な国がこの白磁を作ろうと製造開発を競いあい、その中でも一番に白磁の製造を成功させたのが今のマイセンといわれています。

当時のザクセン公国の王であるアウグスト2世は、錬金術師として名を馳せていた「ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー」を幽閉してまで、白磁製造を成功さられるよう命じていたそうで、ベトガーは物理学者・数学者・哲学者などの協力を得て1709年に白磁製造に成功しました。アウグスト2世も白磁の出来に満足し、ここから西洋磁器の歴史が始まったといわれています。

マイセンが作られた当時「王立ザクセン磁器工場」という名前でした。ちなみに、白磁製造に成功したベトガーは成功した後も幽閉を解かれず、すぐに染付の複製を命じられたそうなのですが、37歳のときにお酒に溺れ短い人生の幕を下ろしました。世界的に後世まで名を残した彼ですが、本人は幸せでは無かったのかもしれませんね。

マイセンの代表作として知られる「ブルーオニオン」は、東洋磁器に描かれていたザクロがモチーフとなっていたそうなのですが、当時のヨーロッパではザクロが一般的ではなかったため玉ねぎと勘違いされて今に至るそうです。そう考えるとなんだかちょっと面白いですね。

マイセンを感じる写真

食文化

ドイツといえば、ビール片手にソーセージというイメージです。日本でも各地でオクトーバーフェスト(ドイツビール祭り)が開催されるほど、とてもドイツビール文化が浸透しています。日本とは違いドイツでは地域によって造っているビールが異なり、訪れる土地土地で味わえるビールが違うのでビール好きならドイツ国内を周る旅をしてみてるのがいいかもしれません。その他にも、ドイツは貴腐ワインが有名です。食前酒などに飲まれる甘~いアイスワインなどドイツの貴腐ワインは世界最高峰とも言われています。どちらにせよ、ドイツでは美味しいお酒を片手に美味しいソーセージが食べられるということです。

レストラン情報

手軽に美味しく楽しむドイツのデリ「Lila Sosse」

住所
Alaunstrasse 70 | Im Hof der Fabelwesen, Dresden, Saxony, Germany
お店情報

歴史ある美術館で食事を楽しめる「Alte Meister」

住所
Theaterplatz 1, 01067 Dresden, Saxony, Germany
お店情報

最後に

歴史を多く残しているヨーロッパは魅力的です。ドイツも歴史香る、素敵な国の一つですね。歴史を大事にするドイツで生まれた白磁「マイセン」。現代でもひとつのブランドとして世界に君臨しています。もともとは東洋から伝わった白磁、日本にも素晴らしい陶磁器がたくさんあります。東洋と西洋いろいろな国が切磋琢磨し、歴史に残るものが後世まで伝わっていきます。きっとそれが一番素敵なことなんだと思います。ぜひドレスデンにあるマイセンへ訪れてみてください。

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