ベルギーで毎年7月の第1木曜に開催される「オメガング」は、ベルギーの首都ブリュッセルに神聖ローマ帝国のカール大帝が訪れ、歓迎パレードが大々的に行われてきたその様子を再現するお祭りとして現代まで続いています。

旅マップ

本物の「貴族」が練り歩く

パレードではブリュッセルの旗を先頭に、1000人を超える人々が楽隊、宮廷貴族、騎士、司祭、ギルド職人、道化師などに扮し町を練り歩きます。このパレードの面白いところは、宮廷貴族を演じているのが本物の貴族であることです。時代は違えど、今と昔が融合し当時の雰囲気により近づくことでとても豪華なものとなり、観ている人たちを楽しませてくれます。着飾った人々だけでなく、世界遺産にも登録されているグランプラス広場が会場であることも豪華にみえる要因です。以前ご紹介した「2年に1度開催される、世界一美しい花の祭典「フラワーカーペット」[ベルギー]」が開催されるのもこのグランプラスだったりします。ブリュッセルの人にとってとても大切な場所なのが伝わってきます。

公式サイト:Ommegang

ブリュッセルといえば「小便小僧」

たまに見かけるあの有名な男の子「小便小僧」は、1619年にジェローム・デュケノワという彫刻家によって造られました。この男の子の由来は色々とあるようで、どれが真実なのか分かっていません。有名な話だと、侵略者が城壁を爆破しようと仕掛けた爆弾の導火線に向かってピューと小水をかけて町を救った英雄説らしいです。もちろん尾ひれはあるんでしょうけれど・・・こんな突拍子もない出来事でもないとこのようなモチーフの彫刻は中々つくられないと思います。ジェローム・デュケノワにはどんな思惑があったのか・・・今はもう謎のままです。

英雄説以外にも、彫刻の中で一番の衣装持ちとしても知られています。その理由は、世界中からたくさんの衣装がプレゼントとして贈られてくるそうです、なかなかモテモテの男の子ですね。話が小便小僧ばかりになってしまいましたが、ブリュッセルには他にも見どころが沢山ありますので、改めていくつかおすすめの場所をご紹介します。

ブリュッセルの見どころ

小便小僧

まずは、「小便小僧」くんです。確かにこんな格好してる男の子がいたら、洋服の1着や2着や3着プレゼントしたくなってしまいますね。(イタズラッ子に見えてしまいますが・・・)

ギャルリ・サンチュベール

ギャルリ・サンチュベールは、ヨーロッパ最古のアーケードのひとつとして知られている場所です。ガラス張りの屋根に覆われたアーケードには「女王」「王」「王子」のストリートが3つあり、買い物やカフェ時間を過ごすことができます。

国立コーケルベルグ大寺院

世界で5番目に大きい寺院として知られています。この寺院の歴史はまだ浅く、建築が開始されたのは1905年。完成まで65年の歳月をかけて建てられました。寺院の中ではまだまだ新参者ですが、この寺院のテラスからブリュッセルの素晴らしい景色を見ることができます。

ベルギー漫画センター

少し面白い形でベルギーの歴史を紹介しているのが「ベルギー漫画センター」です。ベルギーの歴史を文書だけでなく約4500点の原画で伝えている場所です。また、3万作以上を閲覧可能にした世界最大規模の漫画図書館も併設されています。漫画文化では負けていない日本人の私たちにとってはとても面白い場所かもしれません。

By: tpholland

オメガングの風景

ブリュッセルおすすめレストラン

ベルギーといえば、チョコレートやワッフルといった甘いものが浮かぶイメージですね。もちろん食事も美味しいのですがやっぱり甘いものです。そんな「甘いごちそう」があるベルギーはブリュッセルにあるおすすめのカフェやレストランをご紹介します。

ベルギービールを楽しむならココ「Moeder Lambic Fontainas」

住所
住所:8 place Fontainas, Brussels 1000, Belgium

新鮮な料理で幸せな時間を過ごせる「Restaurant La Marée」

住所
Rue de Flandre 99, 1000 Bruxelles, ベルギー

最後に

タイムスリップ気分を味わえるお祭り「オメガング」は、ブリュッセルの素敵な街並みと美味しいビール、そして甘いものと盛りだくさんな楽しみ方ができる場所です。小便小僧の生まれた土地を、ぜひその目で確かめ感じてみてください。

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