秋から冬へと季節が変わりはじめ朝晩の冷え込みが身に沁み始めると、まず恋しくなるのは「温かいスープ」ではないでしょうか。今回はそんなスープに着目してみたいと思いまして、せっかくだし「世界のスープ」について調べてみることにしました。

スープについて

スープとは、「肉、野菜や魚介類などを煮込んだ水分の多い料理」のことを指します。元々はヨーロッパなどで、硬くなったパンをふやかして食べるために作られた水分の多いお料理といわれています。パンが食べられるようになった時代、パンという食べ物は焼き立てのものをその日の分だけ食べるのではなく、大きなパンをたくさん焼いて何日もかけて食べる「保存食」の意味が大きく、そのため、日にちが経って硬くなったパンを食べるためにスープ料理の種類が多くなったとされています。

[チェコ]チェスネチュカ

By: Kelly

チェコの代表的なニンニクをたっぷり使ったスープ。たっぷりのニンニクのみじん切り、ジャガイモや玉ねぎ、ベーコン、クルトンやチーズが入っているコンソメベースのスープ、これを食べたら元気もりもり間違いなしのスープです。

[ブルガリア]シュケンベ・チョルバ

牛の内臓をお酢(もしくはレモン汁)や牛乳、ニンニク、唐辛子などで味付けされたスープです。ブルガリアではこのスープ、二日酔いの時に飲むと良いとされているそうです。

[ハンガリー]グヤーシュ

牛肉を玉ねぎやパプリカと一緒に大鍋でぐつぐつと煮たハンガリーのシチューです。元々は、農家の人たちが農作業から自宅まで戻ってランチをとる手間を省くため、外で火を起こして鍋でお肉や野菜をごった煮したのが始まりなんだとか。ハンガリーでは、日本のお味噌汁と同じような位置づけにあるそうで、ハンガリー人たちのパワーの源はこれだ!という気にさせてくれますね。

[ベトナム]カインチュア

魚介類にパイナップルやトマト、もやし、オクラ、ニンニク、ネギに加えハーブ類と一緒に食べる酸味のあるベトナムのスープです。トムヤムクンのような辛みはなく、酸っぱい栄養満点のスープです。

[アメリカ]クラムチャウダー

二枚貝と一緒にジャガイモや玉ねぎ、ニンジンなどのお野菜をクリームベースで煮込んだアメリカの東海岸が発祥と言われているスープです。このスープは、アメリカに移り住んだフランス人漁師の発案とも言われているそうですよ。

[スペイン]ガスパチョ

トマト、キュウリ、玉ねぎ、パプリカ、ニンニク等のお野菜と一緒に、ワインビネガーとオリーブオイルを合わせてミキサーにかけるだけのスペインの代表的な冷製スープです。暑い季節には火も使わず冷たくいただけるので、もってこいのスープですね!

[インドネシア]ソトアヤム

By: Alan C.

鶏肉をメインに、ニンニクやウコン、セロリ、ゆで卵、春雨、エシャロット、ジャガイモなどが入った具だくさんのインドネシアの鶏スープです。インドネシアの人たちは、このスープとご飯で食事することが一般的なんだそうです。

最後に

どの国のスープもこうして見てみると、色々な食材を入れ、それだけで栄養満点なスープが多いですよね。夏は冷製スープ、寒くなったらやっぱり身体も心もほっこりさせてくれる温かいスープが良いですね!今夜は早速、具だくさんの温かいスープで決まりです。

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