オーストリアの伝統民芸「プチポアン」は、18世紀ごろにオーストリアのウィーンで生まれた刺繍技術のことを指します。プチポアンの特長は400色以上の糸から描かれる繊細な絵画のようなデザインにあります。

旅マップ

プチポアンの特長

刺繍というと一般的に下絵を布に鉛筆などで書き、それに沿って糸を通していきますが、プチポアンは下絵をひかずにモチーフとなる絵画のお手本を見ながらシルクの布地に刺繍を施していきます。綿の布地を使う刺繍に比べシルク布はとても目が細かく繊細で、一度針を間違えてしまうとほつれてしまうので、とても技術のいる刺繍です。

今でもオーストリアでは、職人さんがひと針ひと針丁寧に刺繍を施していて、オーストリアの地に根付いている素敵な伝統工芸です。オーストリアというと、モーツァルトなどのクラシック音楽が一番に思い浮かぶ人も多いかと思いますが、ヨーロッパの名門王家として知られるハプスブルク家が統治していた国ですので、音楽以外にもプチポアンのような贅をこらした伝統工芸が今も残っています。

プチポアンの写る光景

食文化

オーストリアは各国の王侯貴族に嫁いだり、実際に王様になったりと広くヨーロッパを支配してきた一族がいた地でもあることから、色々なヨーロッパの食文化が入ってきたと言われています。そのため正式な晩餐などでは私たちがイメージするフレンチのように、スープ、前菜から始まりメイン、サラダ、デザートの順番で出されるコースも一般的だそうです。オーストリアの人は中でも牛肉を好んでよく食べられるそうで、ターフェルシュピッツと呼ばれる牛肉の煮込みは皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の好物としても知られている伝統料理です。他にも子牛のカツレツなどがあります。またオーストリア人は甘いものがとても好きで、レストランに入ったオーストリア人はまず最初にデザートを選ぶ程だそうです。

By: mpellegr

レストラン情報

小さな村の広場の中心にある素敵なレストラン「Gasthof Kirchenwirt」

住所
Bäckerbauer Str. 150, 8922 Gams bei Hieflau, オーストリア

ゆっくりと会話を楽しみながらお食事をするなら「Steirereck」

住所
Am Heumarkt 2a, Vienna 1030, Austria
お店情報

最後に

オーストリア、とても行ってみたい国のひとつです。毎年NHKで放送されるウィーンフィルのニューイヤーコンサートが憧れです。そんな音楽の国としてのイメージがとても強いオーストリアで生まれた伝統工芸の刺繍「プチポアン」。刺繍として使われるイメージですが、お財布やランチョンマットの他にもブローチやペンダントになっているものも多くあります。モーツアルトの曲が自然と聴こえてきそうな街ウィーンで、プチポアンのネックスレスを付けてお散歩してみてはいかがでしょうか。

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