美味しくて万能そしてチーズの王様とも称される「パルミジャーノ・レッジャーノ」[イタリア]

旅曲が今回ご紹介するのは…そうイタリアチーズの王様とも称される「パルミジャーノ・レッジャーノ」です。チーズというとヨーロッパ各国にそれぞれ特徴のあるチーズがあり、どの国も原料は同じ牛や山羊などの乳から作られますが、製造工程によってここまで別の品ができるの!?と思わせられる程、個性豊かですよね。そのため、このチーズは食べれるけどコレはダメという人も多いかと思います。因みに私は今のところどのチーズも美味しくいただいてます(笑)

そんな種類豊富なチーズの中で今回ご紹介するのがイタリアのチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」です。パルミジャーノ・レッジャーノというとパスタに後からふりかけるチーズというイメージが強いと思いますが、実はこのチーズとても奥が深いみたいなんです。

まずパルミジャーノ・レッジャーノが作られている場所ですが、イタリア北東部に位置するエミリア=ロマーニャ地方という土地で作られています。因みにパルミジャーノ・レッジャーノの名前はこの地域の町であるパルマ、レッジョ・エミリア、モデナ等の名前が合わさって付けられたそうです。

またパルミジャーノ・レッジャーノを名乗るにはイタリアにあるD.O.P.(Denominazione di Origine Protetta)というイタリアワインやチーズ等の伝統的食材に対する品質管理基準を満たしているかを判断する機関に許可をもらわないと名乗れないそうです。品質が達していないとされてしまったチーズは×の刻印を打たれてしまうそうです。このパルミジャーノ・レッジャーノというチーズは製造から完成まで最低でも18~36カ月掛ると言われており、そんな時間をかけてつくったチーズがD.O.P.の認可をもらえなかったら「少しは甘くしてよー」と思ってしまいそうなところですが、伝統を守るため、そして量産品に負けない質を保つためには必要なことなんですよね。

ちょっと厳しくないかな、と思うこの制度ですが、実はパルミジャーノ・レッジャーノは食べるものという価値だけではなく製造に長期期間かかることから、イタリアでは銀行にチーズの貯蔵庫がありパルミジャーノ・レッジャーノを預けると市価の8割分のお金を貸してくれるそう、そしてパルミジャーノ・レッジャーノというチーズは熟成させる程に質が良くなるとされており、一か月熟成させると1kg当り40円の価値が上がるそうで銀行はこの分の利子をお金を預けるのと同様に付けてくれ、パルミジャーノ・レッジャーノの生産業者さんへ還元されるそうです。さすが伝統を守る国イタリアという感じですよね。

「衣食住」に関る職人さんの手間暇を考えたら、やはりどのような物も粗末に扱ってはいけないな。と思います。今は機械で量産できる時代になっていますよね。私もお金持ちでは無いので、当たり前のことながら量産品にはお世話になっていますが、その中で手仕事だからこそできるものも大切にしていきたいですよね。

スポット写真

食文化

エミリア=ロマーニャ地方は州都はボローニャを含めイタリアの中でもお肉を良く食べる地域です。パルミジャーノ・レッジャーノなどのチーズ以外にもボローニャハムや、ミートソースの元とされているボロネーゼソースもこの地域発祥と言われています。伝統の建物と豊かな緑が広がる魅力的な土地では、魅力的な食も盛りだくさんです。

レストラン情報

伝統あるホテルで間違いなしのイタリア料理を「I Carracci Ristorante」

住所
Via Manzoni 2, 40121 Bologna, Italy
お店情報

町のパン屋さんで好みのサンドイッチを選んで散策「Spizzichi e Bocconi」

住所
Via Collegio Di Spagna 7 M, 40123 Bologna, Italy
お店情報

最後に

今回はチーズということでパルミジャーノ・レッジャーノについてご紹介しましたが、私自身調べてみて奥の深さにビックリしました。普段何気なく口にしているものにも歴史があって、職人さんの思いがこもっている。そう考えると美味しいご飯がますます美味しく感じちゃいますよね。これからチーズを食べるときは乳を提供してくれる牛さんに感謝し、そこから手間暇かけてチーズを作ってくれる職人さんに感謝し、その伝統を守るその国に感謝していただきたいと思います。きっと知らないだけで日本にも、もちろん他の国々にも食の歴史が隠れてるに違いないです。日々、感謝感謝ですね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)