スコットランドの伝統楽器「グレート・ハイランド・バグパイプ」は、その名の通りパグパイプの一種になります。スコットランドの多くはこのグレート・ハイランド・バグパイプが使われています。バグパイプといえば、スコットランドのキュロットを身にまとった人たちが奏でる楽器というイメージが強いと思いますが、実はバグパイプの歴史を紐解くと「中東から始まっているのではないか?」という説が有力だったりするのです。

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発祥はスコットランドじゃない?

バグパイプがスコットランドの伝統楽器という印象をもつ理由には、スコットランド人がバグパイプを吹くときの伝統衣装にもあるとされています。あのチェック柄のキュロットを男女問わず身に付けてバグパイプを持つ姿は、他の国では見ることができません。他の国ではバグパイプを奏でる際に正装をしなければいけないといったルールがない事と、スコットランドのように日常的にバグパイプを吹く国が少なくなってしまった事から、バグパイプ=スコットランドというイメージで定着しました。伝統は貫いた者のみが手にできるのかもしれません。

バグパイプの発祥はまだ正確な回答は出ておらず、「有力説」としてはローマからスコットランドに伝わったとされています。しかし、別の説があり「ローマから伝わってくる以前よりケルト人は別のパイプを使っていたのではないか?」と言われています。特に、エジプトのパイプがスコットランドで吹いているバグパイプとかなり形状が似ていることから、中東のほうなんじゃないの?と考えられているそうです。

バグパイプは、どんな楽器?

バグパイプはリード式の民族楽器で、簧(リード)の取り付けられた数本の音管(パイプ pipe)を留気袋(バッグ bag)に繋ぎ、溜めた空気を押し出す事でリードを振動させて音を出すものである。 バグパイプの発声原理は有簧木管楽器と同じであり、一種の気鳴楽器ではあるが、必ずしも一般的な意味での「吹奏楽器」ではない。
送気方式として人の呼気を用いるものと、鞴(ふいご)を使うものとがあるが、いずれも留気袋の押圧で音管に送る空気の量を調節し、区切りなく音を出し続けることができる。 旋律を演奏する主唱管(チャンター chanter)の他に、しばしば一本ないし数本の通奏管(ドローン drone)が付き、同時に鳴奏される。

引用元:バグパイプ – Wikipedia

驚くべき点は、音の出し方です。他の吹奏楽器と同様にクチを付けている部分から息を吹き込むことで音が出ていると思っていたのですが、実は留気袋に溜めた空気を押し出すことで音が出ていたんですね。たまにテレビで見かけるバグパイプですが、「あの袋みたいなのは何だろう」と思ったことありませんか?・・・本記事でやっとすっきりしましたね、めでたしめでたし。

余談ですが、今でもスコットランドでは軍の音楽隊があり、行事などの際には正装した音楽隊がパグパイプを奏でて行進するそうです。戦があった昔はバグパイプの音色を聞くと闘争心が燃えあがり、気持ちを高揚させてくれるものの一つだったそうです。

スコットランドバグパイプの風景

食文化

スコットランドは、とても自然豊かな土地です。食材も豊富で、美しい川や湖からはサーモン、雉(キジ)などの野鳥、海からは沢山の魚介類が採れます。それと共に野菜やハーブ類、果物類も豊富な国です。伝統料理には鶏肉とポロねぎを使ったポタージュ「コカリーキ」や鹿肉を使った「ゲームパイ」などがあります。また美味しいご飯に合わせて欠かせないのがスコッチです。美しい自然があるスコットランドの美しく美味しいお水があるからこそできる上質のスコッチは、お料理と合わせたら最高です。

By: Marjolein
By: 46137

レストラン情報

美味しいシーフード料理を堪能「Moon Fish Cafe」

住所
9 Correction Wynd, Aberdeen AB10 1HP, Scotland

スコットランドの郷土料理をコースで「Number 1 Bar and Grill」

住所
1 Queens Terrace, Aberdeen AB10 1XL, Scotland

最後に

日本にいるとバグパイプの生演奏を聴く機会が少ない楽器です。スコットランドの大自然を楽しむと共に、伝統ある衣装を身に付けた音楽隊の素敵な音色を聴きに出かけてみるのはいかがでしょうか。もしかしたら、バグパイプの音色でやる気スイッチがONになって日本に帰ってこれちゃうかもですよ。

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