紙からできているとは思えない色とりどりの伝統雑貨「カルトナージュ」[フランス]
フランス生まれの伝統工芸「カルトナージュ」は、カルトンと呼ばれる厚紙を箱やバッグなど自分好みの形にして、その上に色とりどりの布や紙を張り合わせてつくる雑貨のことです。
旅マップ
カルトナージュの特長
カルトナージュの起源は、18世紀頃に当時の南仏の香水商人が、香水を運ぶために入れる箱が始まりではないかと言われています。オシャレな国というイメージのフランスですが、貨物を運ぶ箱もオシャレだったようです。制作には厚紙を形作り好きな布や紙を貼るという手軽さから、フランス本国ではもちろんヨーロッパ各国や日本でも人気の習い事となっています。習わずとも自宅にある空き箱に好きな布や紙を貼り付けたら「なんちゃってカルトナージュ」ができます。何か始めようと思っている方におすすめの伝統工芸です。
カルトナージュの写真
食文化
フランスは美食の国です。キャビア、フォアグラ、トリュフなどの高級食材から、シャンパン、ワインの美味しいお酒。海の幸に山の幸、種類豊富なチーズ類、チョコレートやマカロンなどの美味しいスイーツ、バケットやハムなど。挙げたらキリがないほど美味しい食べ物が浮かびます。フランスに行くなら「食」も目一杯楽しみたいですね。



レストラン情報
種類豊富なメニューと宿泊施設「Le Pont De Fragne」
住所
Croix de Fragne, 03190 Verneix, フランス
日本人シェフが腕をふるう洗練された地中海料理「Le Séjour Café」
住所
11 Rue Grimaldi, Nice, France
最後に
南仏で生まれたとされるカルトナージュ。切って貼るだけで簡単に出来てしまうので、技術よりセンスが大事な伝統工芸かもしれません。南仏へ実際に訪れて、南フランス地方の豊かな自然が見せてくれる色とりどりの景色を見てからカルトナージュを作ったら、きっと素敵なものができること間違いなしです。ぜひ「南フランスの旅」と「カルトナージュ作り」の満喫コースを試してみてください。