10月も気付けば後半戦、本格的に紅葉シーズン各地で始まっています。私のなかで近年、印象的な紅葉と言われれば山梨の富士五湖と答えるでしょう。今年もどこかへ紅葉を見に行きたいと思案中です。

そんな紅葉ですが、やはり海外でも日本の紅葉の美しさは定評があり、春の桜と秋の紅葉シーズンは海外から観光に訪れる人も増える時期です。そこでふと思ったのは、海外ではあの美しい紅葉が見れるところはないのかな?...ということで調べてみたら、ありました!

はじめに

今回の旅曲は海外の紅葉スポット、イギリスの「ウェストンバート国立森林公園」をピックアップしてみました。

ウェストンバート国立森林公園はイギリスのコッツウォルズ地方、テットベリーの南側に位置する場所にあります。テットベリーはチャールズ皇太子の別荘が近くにあるため、王室御用達のお店もいくつかありコッツウォルズ地方の中では比較的にぎやかな地域で知られています。

ヨーロッパを含め欧米諸国の秋の色といえば基本的に黄色が多いため、日本のような黄色から赤までのグラデーション、特に炎をイメージするような真っ赤な色を見かけることはありません。そのため、秋の紅葉を求め日本へ来る欧米人が多いということもあります。しかし、ウェストンバート国立森林公園は別です。

スポット写真

この森林公園ができたのは19世紀中頃で、当時の貴族ロバート・ステイナー・ホルフォード氏が設立した植物園が始まりでした。その後、ロバート・ステイナー・ホルフォード氏の子供たち、そして森林委員会へと引き継がれて敷地も広くなっていきました。

では何故、他のヨーロッパではあまり見ることがない紅い色の木々をこの公園で見れるかと言いますと、それはロバート・ステイナー・ホルフォード氏とその息子さんが考えた構想にありました。親子が植物園を設立した当初、植樹をする際テーマを考えたわけです。それが、「秋の色」だったのです。そしてその秋の色の木として選ばれたのが、日本の紅葉「ジャパニーズ・メイプル(イロハモミジ)」だったのです。

この親子は、植物へ対する愛情がとても深かったことでも知られており、たくさんの樹を集めそこから最適な場所へ最適な樹を選び植樹を重ね、今や年間約35万もの人が訪れるヨーロッパ随一の紅葉スポットを作り上げました。

イギリスはイングリッシュガーデンなどの名前で知られる通り、美しい公園を創り上げている国です。植物を愛し楽しむ国だからこそ生まれた、自然と人の手があったからこそできた、本当に美しい紅葉を見ることができます。

By: Peter

食文化

イギリス...お世辞にも美食の国でないことは確かです。イギリス人自体もあまり食に対して興味のある人が少ないこともあり、日本で育った私たちには美味しいと感じられるものが少ないのも事実(あくまで個人の感想ですが)。しかし、そんなイギリスでもやはり王族が今もなお残る伝統ある国、王侯貴族が食べ物を口に運びながら優雅なひと時を過ごす文化があります。それが皆さんもご存じアフタヌーンティー、ケーキ、スコーン、サンドウィッチと一緒に紅茶ですね、優雅です。その他にも、イギリスは朝食が美味しいことでも知られています。イギリス旅の際には宿泊先の朝食を楽しみにイギリスの食を満喫してみるのも良いかもしれません。

By: Simon Q
By: 46137
By: Magnus D

レストラン情報

おいしい本格的なイタリア料理「Casa La Cucina Italiana」

住所
49 Long St, Tetbury, イギリス

2つのおいしい2-in-1パイ「The Weighbridge Inn」

住所
18b Avening Rd, Stroud GL6 0BS イギリス

最後に

ウェストンバート国立森林公園のような人の手でつくり上げられた美しい場所があることを知ると、人は簡単に壊すこともしますが、愛情をかけて作り上げることもできる生き物なのだな、と当たり前のことなのかもしれませんが思わせてくれます。私も壊す側ではなく美しいものを創り上げる側でいられるよう、日々日々精進して行かなければいけないと思わせていただきました。

先人の方々が残してくれたものを知って、見て、触れて、学んで行くことで、自身の心を豊かにできたら、きっととっても幸せなことですよね。そんな色々な事を感じさせてくれるウェストンバート国立森林公園、イギリスへ秋旅に訪れる際はぜひぜひ訪れてみてください。

そのほかの写真

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