世界遺産に登録されている素敵な港町「トロギル」[クロアチア]
クロアチアの古都「トロギル(Trogir)」は、クロアチア南部の街スプリトから27㎞西方にある小さな島の港町です。街の歴史は紀元前3世紀頃までさかのぼり、当時のギリシャ人がこのトロギルをつくったとされています。
旅マップ
トロギルの魅力
トロギルという場所が誕生してから約2000年以上の間に、古代ギリシャや古代ローマ、ヴェネチア共和国など様々な国に支配された過去もある土地です。そのため、小さな島の中にはロマネスクからゴシック、ルネサンス、バロックなど様々な国の影響を受けた宮殿、教会、塔、要塞などが数多く残っています。その中でも、聖ラウレンティウス教会はトロギルで最大の建物で、クロアチア内でロマネスク=ゴシック様式として最も優れた作品とも言われています。建物の多くは石灰岩でできた白い町ということもトロギルの特長です。石畳の細い道を白い壁に囲まれながら町探索ができるので、とっても楽しいですよ。
トロギルはハワイとも似ているといわれているほど、温かな気候の土地で海沿いにはカフェなど一息できる場所が多くあり、ゆったり、まったり、のんびりと過ごせる場所のため、観光客にも人気がある場所となっています。
色々な様式の歴史的建造物も見れるし、ゆっくり潮の匂いを感じながらカフェでまったりと時間を過ごせる場所です。
トロギルの風景
食文化
クロアチアは様々な国の出入りがあった影響から、料理も様々の国の影響があります。内陸地域はお肉やパプリカなどを使うハンガリー料理に近いですが、トロギルのようなアドリア海に面した地域ではイタリア料理の影響を受けた料理を楽しむことができます。そのため、トロギルでは魚介類を使った料理に加え、パスタやリゾットなどを楽しむことができます。




レストラン情報
アドリア海のシーフード料理を満喫「Konoba TRS」
素敵なテラス席のあるお店でワインをお料理を楽しむ「Restaurant & Bar Calebotta」
最後に
歴史とリゾートどちらも楽しめる町「トロギル」。港町ならではの美味しい魚介類をいただける、楽しみ満載の土地です。白い迷路のような路地を散策し、お土産を発見したり、遥か昔の歴史へ思いを馳せたり、はたまた港沿いのカフェでお茶をしながらゆっくり流れる時間を楽しむ・・・自分の過ごしたいように過ごせる素敵な場所です。美しい港町、古都トロギルに一度訪れてみませんか?