イエメンに属する島「ソコトラ諸島」は、紅海の入り口に位置する地政学的に重要な場所といわれています。また、タスマニア島やガラパゴス諸島と同様に外界から隔離された土地であることから、独自の生態を育んでいることも特長で、その独自の生態系から2008年には世界遺産にも登録されています。

旅マップ

ソコトラ諸島は、どんな場所?

独自の生態系をもつソコトラ諸島で一番有名なのが「竜血樹」と呼ばれる樹木で、この樹木自体はカナリア諸島にもあるのですが、ソコトラの竜血樹は枝の広がり方などが独自で固有種になっています。竜血樹の由来は、赤い樹脂が竜血に見立てられたことからきているそうです。なんかちょっと不気味ですね。竜血樹以外には、ハンプティーダンプティーのようなぽってりおデブさんを想像させる木「ボトルツリー」と呼ばれる樹木があります。ボトルツリーは、星の王子様で知られるあの有名なバオバブの仲間で赤ピンクのような色の花を咲かせます。この木はとても強いので、絶壁などの岩肌に生えることも可能で、この姿もまた赤い樹脂を流す竜血樹同様、見た目に少し不気味さを感じられます。ガラパゴス諸島もそうですが、同じ地球でこれだけの他では見られない景色はまさにミステリーですね。

ソコトラ諸島の風景

食文化

イエメンの食文化は、ほかの中東地域の食文化と大きく異なっていて、歴史上からオスマン帝国の影響を大きく受けた食事が中心になります。宗教上から他の中東と同様に豚肉は食べず、鶏肉やヤギや羊肉をよく食べるのが特長で、牛肉はイエメンでは高価なためあまり食卓には出ません。また、海に面した土地では魚もよく食べられます。お肉もお魚も香辛料を多く用いた煮込み料理が定番。代表料理としてはサルタと呼ばれるマラクというお肉のシチューにお米や野菜を一緒に添えて食べるものや、オグダと呼ばれる沢山の野菜と好みのお肉を一緒に煮込んだお料理、それに合わせて一緒に食べる平パンなどがあります。

By: rduta
By: rduta

レストラン情報

大人も子供も楽しめるシーフード料理「Reem Restaurant」

住所
Aden, Yemen

豪快な魚介類をみんなでワイワイ「Ching Sing」

住所
Al Maala Street, Aden, Yemen

最後に

インド洋のガラパゴス「ソコトラ諸島」に訪れるには、日本からドバイ経由でイエメンの首都サナアまで行き、そこからソコトラ島行きの飛行機に乗って行くルートがあります。一歩足を踏み入れるとそこには、日常では見ることができない不思議な世界が広がっています。竜の血を流す樹木「竜血樹」に、ハンプティーダンプティーのようなぽってり姿の「ボトルツリー」、海岸には真っ白な砂浜に美しい海と、不思議とキレイが混ざりあう景色が広がっています。新しいものへの探求心が強い人におすすめで、ぜひ一度イエメン「ソコトラ諸島」へ行ってみてください。

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