エチオピアにある世界遺産「シミエン国立公園」

今回ご紹介するのは、エチオピアにある「シミエン国立公園」です。アフリカの自然といえば、サファリのようなものを思い浮かべるのですが、このシミエン国立公園は・・・サファリのようなライオンやシマウマがいる自然ではなく、エチオピア最高峰の標高4620mもあるラス・ダシェン山など、高山が続く厳しい自然環境と独特の動植物たちがこの地を形成しているわけです。

どんな歴史があるのか?

そんなシミエン国立公園は、エチオピア北部ゴンタール州にあり国立公園になったのは1969年です。敷地内はとても広く、エチオピア最大の湖「タナ湖」の北東約110kmの一帯に広がるシミエン山地を対象とする220㎢にも及ぶとても広大な公園です。この広大な国立公園では、厳しい自然を生き抜く動植物を見ることができるだけでなく、国立公園指定のきっかけとなった大きな角のヤギ科の動物「ワリアアイベックス」やお猿さんの仲間の「ゲラダヒヒ」、ハヤブサの仲間の「チョウゲンボウ」、キツネさんみたいな「アビシニアジャッカル」など、様々な生き物に出会うことができます。自然の壮大さ、偉大さを肌で感じることができる場所ですね。

公式サイトは「Welcome to Simien Lodge」です。

今回の旅マップ

シミエン国立公園の風景

エチオピアは、どんなとこ?

アフリカ大陸って・・・日本から一番遠い国のようなイメージがありませんか?そもそも、シミエン国立公園のあるエチオピアの事をまったくと言っていいほど知らないので、調べてみました。

まずは場所ですが、東アフリカに位置し東をソマリア、南をケニア、西を南スーダン、北西をスーダン、北をエリトリア、北東をジブチという国々に囲まれた内陸国になります。国家としての歴史はアフリカではとても古く、アフリカ最古の独立国として知られています。

近年では、1998年5月12日にエチオピアと隣国のエリトリアで、国境付近のバドメ地区の領有権をめぐり戦争に発展し、2000年5月にエリトリア軍が撤退を表明しましたが、現在でも紛争が相次いでいる状況のようですね。どの国、地域でも言えることですが・・・民族間の戦いは根深いものがあるようです。

エチオピアの主な産業は、畜産業・繊維・食品加工・農業です。エチオピア農業で代表するものといえば、コーヒーです。日本でもエチオピア産のコーヒー豆をよく見かけます。今回ご紹介しているシミエン国立公園もそうですが、エチオピア高原というのは本来地形が平坦なのですが、標高が高く降雨が多く浸食が激しいため、非常に深い谷や崖が多くなっていったそうです。雨だけで、こんなに深い谷や崖ができてしまうのかと。計り知れない力が宿っている「自然」をとても感じることができる国といってもいいかもしれません。

By: A.Davey
By: furtwangl

レストラン情報

シミエン国立公園を観光する場合はかならず、ガイドさんと、料理をしてくれる人、ボディーガード、これらがセットになったツアーになるそうです。エチオピアに行く際にはかならずアディスアベバという町に足を運びます。ちなみに、エチオピア料理はお肉を基本として辛い味付けのものが多く、主食はテフと呼ばれる穀物の粉を水で溶いてクレープのように焼いたものが主流のようです。また、エチオピアコーヒーの専門店もあります。

本場エチオピアでコーヒーを堪能「Tomoca」

住所
Wavel St, Piazza, Addis Ababa, Ethiopia

最後に

エチオピアという国は、距離だけでなく治安などを踏まえて簡単に行くことができない国でもあります。しかし、今回ご紹介した「シミエン国立公園」のような素晴らしい自然がある国でもあります。シミエン国立公園は、紛争などの影響で世界遺産であるものの危機遺産登録されているのも事実です。どうすることもできませんが、どの国であっても素晴らしいものは後世まで残っていってほしいです。

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