「刺身」という名の由来

そもそも「刺身」という名前になった由来をご存じですか?

言い伝えによりますと、武家社会が存在していた時代に「切る」という言葉があまり良い言葉とされていなかったため、「切り身」ではなく「刺身」とされたんだそうです。切るはダメで刺すはイイのかい!!とツッコミを入れたくなりますね。それと関東では「刺身」と言いますが、関西では「お造り」が一般的な呼び名なんだそうで、まさにツッコミどころを綺麗にカモフラージュした関西らしい表現な気がします。(※諸説ありますので、あしからず)

食文化と歴史

そもそも日本という国は四方が海に囲まれていることで、必然的に「刺身の文化」が培われてきたようにみえます。大陸国家の多くは「魚」に対する食文化が今現在もなお敬遠されがちなのはニュースやテレビなどでもチラホラ見かけますよね。ただ本当にそういった環境だけで「刺身」というものが文化として根付けるものなのでしょうか?

海に囲まれた国も多くありますが、諸外国のレストランなどで新鮮な魚介類が生で出されるとき、それは「Sashimi」と表記されることが多いです。魚料理はあっても「生」で食べるのではなく、当然のように「加熱」するのが世界常識といえます。その理由はとても簡単で、生の魚には「細菌・寄生虫」がいるためです。

ここがすごいぞ!日本の食文化

ただ単に海に囲まれた国で、鮮度の高い魚が手に入るが理由で「刺身」が食べられるわけではなく、それに合わせて食の保存文化があるということが大切なポイントだと思います。有名なところだと「ワサビ」です。このワサビにはアリルイソチオシアネートといわれる強力な殺菌効果があります。その他にも「酢」「醤油」などがあります。調味料だけではありません、食べる際に必要な箸や容器、これらのものは「木」で出来たものが多いです。木には空気を浄化する作用があり、抗菌作用があるわけです。こういったものすべて、生魚を召し上がるのに必要不可欠なアイテムなんですね。

よく居酒屋などで刺身の盛り合わせを食べますが、盛り付け方ひとつでグググッと美味しさが変わります。もちろん鮮度も大事なんですが、ここまでの説明にあるように殺菌効果も考えられた日本の文化を感じる魅せ方というのも「刺身の盛り方」に大事な要素です。これからは皆さんも「魚」だけでなく、それを盛るカタチにも目をくばらせてみてください。

刺身の写真

By: CLF
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camum / Pixabay

さいごに

学生時代、魚屋でバイトしていましたが・・・自分がここまで刺身を好きになるとは思いもしなかったです。舟盛りサイコーー!!

よし今日も飲みに行こう。

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