町全体が世界遺産に登録されている「ルアンパバーン」[ラオス]
ラオスの古都「ルアンパバーン」はラオスの北部に位置する町なのですが、1353年~1975年代ではランサン王国の王都でもありました。そのため、ラオスの歴史的景観が今でも残っている土地で、その歴史的価値からユネスコの世界文化遺産にも登録されている場所です。
旅マップ
ルアンパバーンの魅力
旧王宮や寺院など多くの歴史的建造物があるルアンパバーンの中でも、一度は見ていただきたいのが「ワット・シェントーン」という寺院です。この寺院は、16世紀当時の国王が建てたものでラオスで最も美しい寺院とも言われており、本堂裏の壁面に描かれたモザイク画「生命の樹」は本当に美しく、観光客にも大変人気のあるスポットとなっています。
このほかにも、博物館として開放されている「王宮博物館」や、町最大のマーケット「タラート・プーシー」、約4,000体もの仏像が安置されている「パクオウ洞窟」、メコン川の支流のひとつである美しい滝壺が見れる「タート・クアンシー」など、自然と文化どちらも見どころ満載です。また、ラオス伝統舞踊ショーやメコン川での川下りなど、観光客向けのショーやアクティビティも充実しているので、見て、体験して、と色々な楽しみ方ができる場所です。
ルアンパバーンの風景
食文化
ラオスは東南アジア唯一の内陸国であることから、ハーブや、山の幸、川の幸を使った健康的な料理がたくさんあります。また他の東南アジアと異なる点といえば主食がもち米ということです。カオ・ニャオと呼ばれ、鶏、牛、豚などの肉料理や川魚料理、野菜料理、スープと一緒に食べられます。ラオス料理ではモックと呼ばれる魚や魚卵、川海苔を野菜、ハーブと混ぜてバナナの皮で巻き、蒸したり炭火で焼いたりしたものがよく登場するそうです。




レストラン情報
おしゃれなアジアンフュージョン料理を楽しむ「Blue Lagoon Restaurant」
観光客に大人気ラオス料理レストラン「タマリンド」
最後に
ラオスは、現在も日本や海外からの経済援助を受けている決して裕福とは言えない国です。そんなラオスにある世界遺産の古都「ルアンパバーン」はラオスの人たちのアイデンティティ・・・歴史を感じることができる場所といっても過言ではありません。ラオスを「これでもか!」と満喫できる場所ですので、歴史を感じ、ユネスコの世界文化遺産「ルアンパバーン」に訪れてみてください。