人の手と自然が融合した世界最大規模の棚田「コルディリェーラの棚田群」[フィリピン]

スポット

旅曲が今回ご紹介するのはフィリピンにある世界最大規模とも言われている「コルディリェーラの棚田群」です。
日本でも棚田などが見える風景を目にすると、懐かしく郷愁を感じますよね。稲穂が黄色く色づく前の緑が段々畑になって広がる景色…癒しです。棚田はもともと、日本のように平らな土地が少なく山々に囲まれた場所に住む人たちが農業を営むために始めた人間の知恵ですよね。これぞ人の手と自然が融合したアートと言えるかもしれませんね。アートの定義は私自身よく分からないのですが、目に入ったものを美しいなど感情を動かされたときに生まれるものかもしれませんんね。
日本にも美しい棚田はたくさんありますが、今回ご紹介するのはフィリピンのコルディリェーラの棚田群です。この棚田はフィリピンのルソン島という島の北側にある中央山岳地帯に広がる棚田群です。棚田の規模は世界最大とも言われており、世界遺産に登録されています。世界最大とはスゴイですよね。写真で見るのと実際に見るのではきっと大きく見え方が違うのではないでしょうか。コルディリェーラの棚田群は大きく広がる美しさから「天国への階段」とも言われているそうで、まさに緑の美しい階段の上には天国が待っているであろうと思わせる景色が広がっています。
もともろこの棚田はこの地に住むイフガオ族という民族が農業を行うために耕しつくったとされており、その歴史はなんと紀元前3世紀よりも以前へ遡ると伝えられているそうで、2000年近い年月をこの地に住む人は棚田を受け継いで暮らしてきたそうです。イフガオ族にとってコルディリェーラの棚田群とは、生活するためにはもちろんのこと、民族の誇りとしての意味もあるものとされています。
物や情報が溢れる現代において、2000年近い年月を周りのものに惑わされることなく大切に大切に守り暮らしている。その事実だけで本当にすごいことですよね。
今ある現実に小さな小さな幸せを見いだし積み重ねていくという事は、何にも代え難い、人としての精神的財産のように私は思えました。

スポット写真

食文化

フィリピンは海に囲まれている土地柄、魚介類は種類豊富にそろい、またお肉も養豚や養鶏などが盛んなことからお肉お魚と食材が豊富です。またお野菜も日本と同じくらいの種類があり食べられるものもあまり違いはないそうです。今回ご紹介した棚田をご覧いただくと分かるとおり、お米も豊富に採れるため主食は主にお米で、それに合わせた置かずをお魚、お肉、お野菜を使ってつくるそうですよ。味付けはニンニクやショウガ、香辛料、その他にはパティスと呼ばれる魚醤などを使い、煮物、炒め物、スープなどなど色々な食べ物を楽しむことができます。

レストラン情報

ホテルのレストランで多種多様な食事を楽しむ「Spiral」

住所
CCP Complex, Roxas Boulevard | Sofitel Philippine Plaza Manila, Pasay City, Manila, Luzon 1300, Philippines

陽気なフィリピンの人たちのマジックやコメディを楽しむ「The Singing Cooks & Waiters」

住所
Corner Gil Puyat Avenue and Roxas Blvd | Manila, Pasay, Luzon, Philippines

最後に

日本や世界に広がる棚田の文化、土地を活かし、自然の力を借りて生活していくことはとっても大切なことですよね。その中でも世界最大規模である「コルディリェーラの棚田群」。日本の棚田保護政策のきっかけとなったとも言われている、日本の文化にとってもとても意味のある土地です。世界最大規模の棚田を一目見にぜいぜひフィリピンへ訪れてみてください。きっと「自然と人の暮らし」というものを実感できるのではないでしょうか。