秋薫る美しい紅葉の街「コペンハーゲン」[デンマーク]
紅葉と聞くとやはり日本のイメージが強いと思いますが・・・海外でも美しい秋の景色である「紅葉」を楽しめるスポットが意外と多くあります。本記事では、海外で人気の高い紅葉スポットで北欧諸国の1つでもある、デンマークの首都「コペンハーゲン」をピックアップしてみます。
コペンハーゲンは「世界都市」
「北欧のパリ」といわれている世界都市でもあり、経済的にも文化的にもとても影響力が高い都市とされています。
ちなみに「世界都市」とは、
主に経済的、政治的、文化的な中枢機能が集積しており、グローバルな観点による重要性や影響力の高い都市のことである。グローバル都市ともいう。
引用元:世界都市 – Wikipedia
2018年の世界都市ランキングでは、「東京」は3位、「コペンハーゲン」は18位でした。
参考資料「世界の都市総合力ランキング(GPCI) | 森記念財団 都市戦略研究所」より
旅マップ
コペンハーゲンの気候
北欧の国ですので、年間を通して最高気温は21℃程度ととても涼しいです。日本だと紅葉の時期が11月頃ですが、コペンハーゲンでは9月から10月にかけてが紅葉の見どころ時期になります。
コペンハーゲンの中心部に位置する場所には、ストロイエと呼ばれる歩行者天国が設けられており、車両を気にすることなくお買い物やお散歩ができるエリアになっています。この場所では、音楽家、マジシャン、ジャグラーなどの人たちが大道芸を披露していることもあって、観光客にも人気スポットになっています。美しい町並みと木々を眺めつつ、ゆっくりお散歩しながら、気になったお店へ入ったりして楽しむなど、のんびり時間を過ごすのに最適な場所ですね。
またデンマークという国は男女差別や性差別がとても無い国としても知られているようで、このコペンハーゲンは同性愛者の人たちにとって人気のある旅行地なんだそうです。同性愛者の人たちが周りの目を気にすることなく楽しめる娯楽が数多くあるそうで、年に1度毎年8月に「コペンハーゲン・プライド」という同性愛者のお祭りも開催されるようですよ。 人種差別や性差別が他の国と比べると、差別が無い国がデンマーク。そんなデンマークの首都コペンハーゲンは人の目を気にすることなく、紅葉を楽しむのに最適な場所と言えます。 私個人ではコペンハーゲンと聞くと一番に思い浮かべるのは陶磁器メーカーで知られる「ロイヤルコペンハーゲン」です。いつは古伊万里染付の影響を強く受けたと言われる、あの青の美しい食器を揃いで集められたらと夢見ております。その前に食器に負けないお家を手に入れなければですが…(笑)コペンハーゲンの風景
食文化
デンマーク料理で有名なのが、スモーブローと呼ばれる「オープンサンドイッチ」です。ライ麦パンの上にハムやソーセージ、ゆで卵、レバーペーストなど様々な具材を乗せて食べるサンドイッチです。そのほかには、ローストポークやローストビールなどお肉中心の食事が多いのが特長で、日本同様に朝と昼は軽く、夜は家族が集まり会話を楽しみながらしっかりと食事をとる、というのが一般的なようです。




レストラン情報
物価の高いデンマークでコスパ良しの素敵レストラン「Restaurant Krebsegaarden」
アイスクリーム消費量第4位の国のアイス屋さん「Ismageriet」
最後に
日本では金木犀(きんもくせい)の香りが街中に漂い、銀杏やドングリがコロコロと道に転がっている姿が目に入る時期になると「秋だなぁ」としみじみ感じます。そんなちょっとセンチメンタル気分になる秋をデンマークのコペンハーゲンでも楽しむことができます。デンマークのことをあまり知らない人もこれだけは覚えておきましょう。デンマークは親日国でもあるため、温かく日本人の私たちを迎えてくれる国の一つです。日本の秋とは少し違った秋を感じたい人は、是非デンマークを候補地にしてみてください。