5つの村からなる険しくも美しい景色が広がる「チンクエ・テッレ」[イタリア]

スポット

大切な人と 海岸線
By: kelvin Lynch
基本情報MAP
  • 険しい海岸にあるカラフルな建物の数々
  • 5つの漁村からなる世界遺産
  • 断崖絶壁に囲まれた陸の孤島として独自の文化を築いた土地
1ユーロ:137.93円

※参考:YAHOO!ファイナンス(2014/07/14 14時調べ)

※参考:agoda(1泊料金)

旅曲が今回ご紹介するのはこれからの季節にぴったりな美しい海が望める土地「チンクエ・テッレ」です。チンクエ・テッレとはイタリアの北西部リグーリア海岸沿いにある5つの土地の総称で、チンクエ(Cinque)とはイタリア語で数字の「5」、テッレ(Terre)とは「土地」という意味なのだそうですが、その名の通りモンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレの5つの村(小島群含む)からなる世界遺産登録の名前でもあります。もともとこの村々は11世紀に要塞都市として始まったと言われており、約1000年の永い時間、陸路が作られなかったそうでこの間は船のみで行き来をしていたそうです。要塞都市となったのも自然の入り組んだ断崖絶壁がこの周辺を囲んでいた為もあるそうで、その中で外界との文化交流がほとんど出来なかったことからチンクエ・テッレは独自の文化を築き上げたそうです。特に食文化は岩の多いやせた土地であった為、作物のほとんどが育たない土地で、その中で唯一栽培に成功したのがブドウだったそうです。そのブドウから作られるワインはとても貴重なものとして王侯貴族に愛されていたそうで、現在もシャッケトラというブランドでワイン好きの方たちに好まれているそうです。チンクエ・テッレで作られるシャッケトラというワインの特徴はブドウの一部を陰干しして造られるそうで、製造は収穫年の11月1日以降に行うことと、アルコール度数も17℃以上ということが定められている甘口の白ワインとして知られています。
食文化の他にもチンクエ・テッレには楽しめる場所が沢山あります。チンクエ・テッレには村と村を結ぶトレッキングコースがあり、中でも人気なのがマナローラとリオマッジョーレを結ぶ遊歩道でその名も「愛の小道」です。このトレッキングコースの間にはベンチやカフェが途中にあり、休憩しながらゆっくりと大切な人と歩くことができます。さすが愛の国イタリア!といった感じですね。独自の文化と断崖絶壁の起伏激しい自然、美しい海があるのが「チンクエ・テッレ」です。

スポット写真

食文化

チンクエ・テッレは独自の文化を育んできたとは言え、食文化の基本はイタリアです。漁村という土地柄、美味しい魚介類を活かしたお料理を食べることができます。それに加えて冷え冷え甘口の白ワイン「シャッケトラ」を一緒に飲めば、想像しただけで幸せいっぱいです。海辺の潮風にあたりながら食べるご飯はきっと格別ですよね。

レストラン情報

下と目どちらも楽しませてくれるイタリアン「Ristorante Miky」

住所
Via Fegina 104, 60015 Monterosso al Mare, Italy

最高の景色を眺めながら美味しいワインを楽しむ「A Pie’ de Ma’」

住所
Via dell’Amore, 19017 Riomaggiore, Italy

最後に

5つの村、島々からなる「チンクエ・テッレ」。イタリアの海というとアマルフィなど南のイメージが強いですが、チンクエ・テッレのような北西部にある独自の文化を築いた美しい海もあります。照りつける太陽のもと、口にする美味しい甘口の白ワインにシーフード料理。夏を満喫するにはピッタリの土地です。ヨーロッパでは人気の観光地のようですが、日本ではまだまだアマルフィなど南部の観光地に比べると知られていない土地のようですので、日本の現実から少し離れてみたいという人にはおすすめかもしれません。この夏はチンクエ・テッレで決まりです。