[ハンガリー]なまはげ?いえいえ「ブショーヤーラーシュ」です

2013年10月17日スポット

http://www.mohacs.hu/info/busojaras/

ハンガリーで謝肉祭の終わりに開催される「ブショーヤーラーシュ」

ハンガリー南部の街モハーチで毎年2月の謝肉祭の終わりに開催されるお祭り「ブショーヤーラーシュ」をご紹介します。ブショーと呼ばれる見た目は日本の「なまはげ」そっくりなお面をかぶった人々が街を練り歩き、民謡やダンスが披露されます。
ブショーヤーラーシュの起源は2つの伝承があるようです。

最も有力な伝承では、オスマン帝国によるハンガリー支配の下で、モハーチの住民は街を脱出し、付近の湿地や森の中でオスマン帝国の軍をやり過ごした。ある夜、住民らが火を囲って話をしているときに、ショカツ人の老人がどこからともなく現れ、「恐れるな、お前たちの生活はじきに良くなり、家に帰れる日が来るであろう。その時まで戦いに備え、武器をこしらえ、恐ろしい仮面をかぶって待つのだ。嵐の夜に、覆面の騎士が迎えに来る。」と話し、またどこへともなく姿を消した。住民らは老人の教えに従ったところ、数日後の嵐の夜に騎士が現れ、恐ろしい仮面をかぶってできるだけ大きな音を立てながらモハーチに戻るよう指示した。住民らはこの騎士の指示に従い、オスマン帝国の兵士らはその大きな音と恐ろしい仮面の姿に恐れおののき、激しい嵐も相まって、悪魔が襲ってきたと思って日の出までに街から逃げ出したとされる。
もうひとつの伝承では、ブショーはオスマン帝国のトルコ人を脅かすためではなく、冬そのものを脅かし追い出すためのものと伝えられる。(Wikipedia引用

どちらにせよ、このお祭りの起源は自らの土地に迫ってくる何かを脅かして追い払うために始まったようですね。ブショーの見た目は本当になまはげそっくりです。日本では小さい子たちはなまはげを見ると泣き出してしまいますが、ハンガリーではブショーをみた子供たちがどうなるのか気になります(笑)

Busójárás – Mohács


今回の旅マップ

ハンガリー

モハーチについて

モハーチの街の歴史上で最も有名なのは「モハーチの戦い」です。この戦いは1526年にハンガリーのモハーチ平原で行われたハンガリー王国軍とオスマン帝国軍の戦いです。この戦いでハンガリーは負けてしまいオスマン帝国が勝利したそうです。そのためこの当時のハンガリは、ハプスブルク家が統治ハンガリー王国と東ハンガリー王国、オスマン帝国領ハンガリーの3つに統治が分割された歴史があります。こういった歴史を見ると「ブショーヤーラーシュ」の伝承は「オスマン帝国の兵士を追い払うため」が有力に思えてきますよね。モハーチの町自体はあまり大きくありませんが、その分ゆったりと流れる時間を楽しめる土地です。


モハーチの隣り町ペーチュおすすめレストラン

ハンガリーでよく食べられるのやはりお肉です。それと合わせてお野菜や果物、チーズや蜂蜜、焼きたてのパンなどなどが食べられます。また有名なのはパラチンタと呼ばれるクレープのように薄いパンケーキがあり、パンケーキの生地の中にお肉やお魚、お野菜などを包みスープやソースをかけていただきます。日本で想像するような甘いパンケーキではなく主食として食べられるようですね。ではではおすすめのレストランをご紹介します。

伝統的なハンガリー料理をステキなお店で「Zsolnay Restaurant」
住所:Zsolnay Cultural Quarter | Zsolnay Vilmos utca 37., Pecs, Hungary
お店情報:Zsolnay Restaurant – Budapest, Hungary

素敵な景色を眺めながら食事を「Tettye Restaurant」
住所:Tettye tér 4, Pecs, Hungary
お店情報:http://www.tettye.hu/


ハンガリーとても魅力的な国です。なまはげに似た「ブショーヤーラーシュ」。実際に行きなまはげとの違いを間違い探しのように見付けてみたいですよね。モハーチの長閑な空気でリラックスした休日を過ごしてみるのはいかがでしょうか。